『狙ったキーワードで上位表示できません』と良く問い合わせを頂くので、今回はこれについて書いてみます。
ブログなどで『見込み客を集める』には、『狙ったキーワードで上位表示させる』ことが必要になってくるのです。
ただやみくもに、キーワードツールなどで選定するだけでは上位表示させにくいのがSEOなんですよね。
それでは、『狙ったキーワードで上位表示させる』ための施策をわかりやすく簡潔に書いてみます。
ちなみに私は過去に、大手メディアのSEO記事構成と記事作成もやっていましたので参考になれば幸いです。
では本題へ。
狙ったキーワードで上位表示させるには複合キーワードを選ぶ
上位表示させたいのなら、見込み客を集められる3語の複合キーワードを狙うのがおすすめです。
まず、複合キーワードとは何か。
簡単に説明すると、3語の複合キーワード(ロングテールキーワード)のことで、1語より2語、2語より3語・・・となります。
多分説明だけではわかりにくいと思いますので、具体例を一つ出してみますね。
キーワード |
月間検索数
|
|
---|---|---|
1語 | 占い | 400 |
2語 | 占い 集客 | 300 |
3語 | 占い 集客 コツ | 140 |
たとえば、検索キーワードツールで『占い』と調べるとこのような結果が出たとします。
1語より2語、2語より3語の方が月間検索数が少ないキーワードとなりますが、検索意図がはっきりしてくるのがわかると思います。
『3語の複合キーワードとはロングテールキーワード(月間検索数の少ないキーワード)』です。
月間検索数が少ないと、検索している人が少ないのでそもそも意味がないのでは?と思いましたか?
では、もしあなたが『占いの集客のコツ』を知りたいと思ったとき、どのようなキーワードで検索するでしょうか。『占い』だけで検索はしないはずです。
『占い 集客 コツ』のような複合キーワードで検索するはずです。
では、なぜロングテールキーワード(3語以上の複合キーワード)が良いのかというと、競合も減り成約率が高くなるからです。
検索する人が少なくはなりますが、『占いの集客がうまくできていないのでコツを知りたい』と思った人が検索するキーワード、すなわちこれこそが狙ったキーワードなのです。
あなたがそのキーワードで検索したとき、『占いの集客のコツをどこよりもわかりやすく解説!』という記事があればきっと見に行くはずです。
これでいいんです。
このように、ブログ記事タイトルに3語キーワードを文章として成り立つように入れるのです。
また、上の例でいくと、『占い』だけでは範囲が広すぎて何を指しているのか良くわかりません。
続いて、『占い 集客』。これでもまだ検索意図がはっきりしません。
占いの集客の方法が知りたいのか、占いの集客の相談をしたいのか、はっきりしません。
次に、『占い 集客 コツ』であれば、『占いの集客のコツが知りたい』のだとわかります。
なぜ狙ったキーワードで上位表示させにくいのか
狙ったキーワードで上位表示させる方法は説明しましたが、実際に『占い 集客 コツ』とグーグルで検索してみてください。
もうすでに先に記事を書いている人がいますよね。同業者やトレンドブログ、雑記ブログ、特化型ブログなど、何かしらの目的で書かれていることがほとんどです。
なので、後発で記事を書く時、『占い 集客 コツ』の複合キーワードで上位(1~3位以内)表示させにくくなります。
狙ったキーワードで上位表示させるには
色々なパターンが考えられますが、今回は一つの方法をご紹介します。紹介しますが、絶対というわけではないのでご理解ください。
一般的な記事構成と文字数
一般的な記事構成と文字数は次の通りです。
H1:タイトル
リード文
H2
□h3
□h3
□h3
H2
□h3
□h3
□h3
H2
□h3
□h3
□h3
H2 まとめ
H1:タイトル
タイトルは32文字以内にしましょう。32文字以上になると、PCで見た時に後半の文字が省略されて「…」となってしまうからです。
リード文
リード文には、この記事に何が書いてあって、どんな解決策があるのかを簡潔にまとめると良いでしょう。ここにも、タイトルと同じようなKWを散りばめれれば尚良いですね。
簡潔に書くため、リード文は200~250文字程度が妥当です。
H2
最初のH2はとても重要です。
最初のH2はタイトルと同じキーワードを左詰めにして、回答を書いてあげましょう。H2は最低でも2個必要です。3~4個を目安にしておく方が良いでしょう。
H2もあまり長い文章は不要です。全てのH2は、200~250文字程度で良いです。
h3
各h3は、H2だけでは書ききれなかった詳細な内容を書いていきます。h3は2個、もしくは3個あるとSEO的にも有利です。
全てのh3は、500文字程度あれば良いでしょう。
H2 まとめ
最後のH2まとめは、書いてきた内容を簡潔にまとめてあげましょう。H2まとめは、200文字程度でいいです。
リード文が1つ、H2が3つ、各h3が3つ、H2まとめが1つの構成で作ると、記事の文字数は以下の通りです。
- リード文 200文字
- H2 200文字×3=600文字
- h3 (500文字×3)×3=4500文字
- H2まとめ 200文字
H1:タイトル 32文字
リード文 200文字
H2 200文字
□h3 500文字
□h3 500文字
□h3 500文字
H2 200文字
□h3 500文字
□h3 500文字
□h3 500文字
H2 200文字
□h3 500文字
□h3 500文字
□h3 500文字
H2 まとめ 200文字
となり、記事の文字数は、5500文字になります。このように各見出しを細分化すれば、5500文字を書くのも難しい!とはならないはずです。
各見出しのキーワードの入れ方
まずタイトルですが、SEOの世界では狙ったキーワードを左側から詰めて書くのがセオリーです。
先ほども書きましたが、『占いの集客のコツをどこよりもわかりやすく解説する!』のように、狙ったキーワードを左から文章になるようにします。
さらに、3語のキーワードの後ろに4語目のキーワード、『Know:動詞』を入れてあげることで上位表示しやすくなるのです。
『占いの集客のコツをどこよりもわかりやすく解説!』となります。動詞は『解説(する)!』です。
同じようなタイトルが検索上位にいる場合は、試行錯誤が必要となります。
具体的なキーワードの入れ方
タイトルの次に重要になってくるのは、最初のH2です。ここには狙ったキーワードを入れてあげましょう。
『H1:占いの集客のコツをどこよりもわかりやすく解説!』
リード文
H2:占いの集客のコツを解説!
□h3 SNSを活用した占いの集客のコツ
・SNSを使った具体的な方法や戦略を説明します。
□h3 ホームページのSEO対策による集客方法
・SEO対策に焦点を当て、具体的な施策を提案できます。
□h3 お客様の声を活かした集客のコツ
・顧客のフィードバックをどのように活用するかに関する具体的なアドバイスを提供できます。
H2
・
・
このように、最初のH2で、タイトルの回答を書いてあげると良いですね。結論が真っ先にあることが望ましいです。
あまりにも狙ったキーワードを入れすぎるとスパム扱いされる可能性もあるので、2つめのH2以降は必要なものを入れてあげれば良いです。できるだけ自然になるように。
あとは、本文中にキーワードを散りばめて文章を作りましょう。
2語キーワードより3語キーワードで色々な集客記事を書いてアクセスを集めるのが一般的です。
詳しく説明すると2万文字以上になってしまうのでこれくらいにしておきますが、私はこの方法でいくつも上位表示させてきました。SEOの世界は常に動いているので絶対はありませんが、現時点では有効です。
他にも手法はたくさんありますが、『狙ったキーワードで上位表示』させることができれば、見込み客が集められるようになります。
是非チャレンジしてみてくださいね。