普段あまり自分の思いを書いてこなかったけど、たまには少しだけ吐き出してみる。流石にSNSでは言いづらいことなので、ここで書いてみることにした。
SNSは嘘だらけ
SNSを見ていると、耳障りの良い言葉が溢れている。
「こうすれば簡単に100万円稼げる」「AIを使えば稼げる」などといった情報が飛び交っているけど、正直、真実とは思えない。
確かに、本当の情報もあるが、大半はフォロワーを増やすための作り話だ。
耳障りの良い言葉に惑わされるな
SNSでは、実際に取り組んでいることを否定するような投稿もよく目にする。
例えば、自分が実践している方法に対して「それでは稼げない」と断言する人がいる。
その投稿を見て、すぐにこの人は嘘を言っていると感じ、フォローを外した。実際にやったことがないのに、ネットで見た情報をそのまま鵜呑みにして発信しているのだろう。
フォロワーを集めるためのでたらめな情報
そんな嘘を信じて「いいね」を押す人や、追随する人もいる。
自分で確かめもせず、何も行動しないままでいいのか?と疑問に思う。
私自身、稼ぎ続けたいとは思うが、嘘をついてまで稼ぎたいとは思わない。嘘に迎合してまで成功を目指す気にはなれない。
私は、そんなたぬきにはなれない。
たぬきにはなれないという話
長年生きていると色んな人と出会う。沢山の商売人とも出会ってきたが、ほぼ全員たぬきだった。
私は関西人だからなのか、「商売人=たぬき」という言葉を昔からよく耳にしてきた。
「商売人はたぬき」と調べてみると、
「他抜き」との語呂合わせで、商売において競争相手を出し抜いて成功することを願う意味が込められている。
とある。まぁ、商売だからそういうことは必要なのかもしれない。
騙されてきた経験があるからこそわかる事実
でも、私が思っている「商売人はたぬき」という意味は少し違う。どちらかというと「あの人はたぬき」という言葉の方が近い気がする。
そういう商売人を見てきたし、そういう人にたくさん騙されてきたから。
要は、「人がよさそうなふりをしてずる賢い、腹黒い、したたかな人」かな。
結局同じか、まぁいい。
ずる賢く振る舞っている人を見ると、その裏にある腹黒さが透けて見える。だからこそ、誠実であり続けたいと強く思う。
何がいいたいかというと、「嘘をついてまで、稼ぐつもりはない」ということ。
嘘をつかずに稼ぎたいという思い
私は、長年いろんな人をサポートして一緒に稼いできた経験がある。表で活躍している人だけが稼いでるわけではない。
また、大口をたたいてる割に、教えるのが下手な人もいる。物凄い実績を出してるからといって、教えるのが下手であれば全く意味を成さない。
それではかせげないからね。
本当のサポートを届けるために
10数年かけて色んな人をサポートしてきたが、その一部がこちら。
これまでサポートしてきた人たちは、親友や家族など様々。
スキルがない人にはスキルを、精神的に弱っている人にはメンタルのサポートもした。妻にもネットで稼ぐ方法を教えたが、それは単に家族だからではなく、彼女が自立して生きていけるようにするためだった。
妻だから教えられたのでは?と思うかもしれないが、それは間違い。夫婦(家族)を長年やっていると逆に難しい。
妻との経験から学んだこと
妻は15年うつ病を抱えており、一時期は自力でご飯もたべられないほど重度だった。会社でいじめにあった、それがきっかけで。
私は、たった一人で重度のうつ病の妻を支えながら、サラリーマンから独立し、自営を始めた。妻を放っておけないからだ。
正直、重度のうつ病の妻をたった一人で支えるのは本当に大変だった。誰にも相談できない環境の中、自営になったもんだから、さらに大変。
そして、色んな要因が重なって最終的には失敗したのだけど、その時には妻のうつ病は完解していた。
なので、支えてきた私は、精神面ではかなり強い方だと思う。妻を月に2回心療内科につれて行ってた時、先生からこんな事を言われた。
先生「旦那さんは大丈夫ですか?共倒れしてしまう人も多いので心配です。」と。
私「全然平気です。大丈夫です。」と伝え、それから15年、色んな事を一人で乗り越えてきた。誰にも相談せず。なので、並大抵の精神力ではないと思う。多分ね。知らんけど。
私のビジネス哲学
話は脱線したが、「本気で稼げるようにしてあげたい」という思いから、色んな人をサポートしてきた。中には、正直この人は無理かも?と思う人もいたが、できることは全て尽くした。
勿論、全ての人が成功したとは言ってない。やることは尽くしてもだめな人もいるのは事実。
人を助けるために教えること
そうこうしているうちに妻から、
- あんたは人の目線に合わせられる人
- 教えるのが丁寧で上手
- 誠実すぎる
と言われるようになった。
思い返せば、サラリーマン時代も良くそういう事があった。
30数年以上前、3DCAD設計がまだ主流で無い時代から携わっていた。その会社が倒産したことで転職することになったが、10年の経験があったのでまだその技術の無い会社へ入った。
まずは、得意先に出向し3DCADの技術を教えることになったのだが1年で戻る。
そこからはたった一人で10年間仕事をしたが、妻のうつ病がひどくなったことで退職することに。
そののち、事業の失敗でサラリーマンに戻るが、友人が経営している設計会社に入社することになった。
その会社では、3D設計の技術が無かったので、私が社員全員に教えることになり、いつの間にか社長の相談役にもなっていた(前の会社でも)。
社長はいつも孤独なのかもしれない。
過去の経験から、今後、エグゼクティブコーチも視野に入れているという気持ちが芽生えはじめる。
そんな事を妻にはなしていたら、また、「やっぱりあんたは教える仕事が向いてる」と言われ続けたが、でもやっぱり知らない人に教える仕事は絶対やりたくなかった。
誠実さを武器にして稼ぐ
それは、絶対自分には向いていないと思ったから。あと、人に教えるのは面倒だと思ったのもある。
けど、長年そんなことを言われ続けると、いつのまにか「本気で人に教える仕事がしたい」と思えるようになってきた。
そして、「コーチング」や「心理学」を学んでこの仕事を始めるようになった。
教えるからには全力でサポートするが、嘘をついてまで教えるつもりはない。そんな事をしてまで稼ぎたいとは思わない。
いや、稼ぎたいのは本当だが、嘘はつきたくない。また、等身大の自分より大きく見せるつもりもない。そんな思いで仕事をしている。
わからないことはわからないと言うし、自分で解決できない時は、信頼できるメンターもいるのでそこは安心して欲しい。
私がずっと腹にかかえた思いを吐き出してみた。
まとめ
「たぬき」にはなれない私は、これからも誠実にサポートを続けていく。もし、この思いに共感してくれる人がいたら、ぜひ私に連絡してほしい。
まだメルマガが用意できていないので、気になる方は問い合わせからご連絡ください。
では!